外壁塗装の種類とそのメリット(高耐久塗装)
高耐久塗装は一般的に15年以上もつとされるものをいいます。
耐久性と価格から主流に使われているのがシリコン塗料ですが、そのシリコンよりも耐用年数が長い塗料がフッ素や無機系の塗料です。
耐候性・耐汚染性に優れ、有機溶剤はほとんど含まない、人や環境にやさしい塗装方法を実現しています。
フッ素塗料は、航空宇宙産業機器に使われるほど耐候性・耐寒性・低摩擦性・不燃性などの性能が優れています。
特徴としては、
■安全・低臭
有機溶剤をほとんど含んでいないので、安全・低臭で、改修工事に最適です。
■VOC(揮発性有機化合物)対策
シックハウス症候群を引き起こすホルムアルデヒド・キシレン・トルエンを含んでいないため、人や環境に優しいです。
■高耐候・低汚染性
水性アクリルシリコン樹脂を配合し、優れた耐候性と低汚染性を有します。
■意匠性
サイディング表面の凹凸に対し、ベースカラーをツートンで仕上げるためサイディングの持つ立体模様を活かした高級感のある仕上がりを演出します。
■表情豊かな多彩模様
仕上げにシリコンチップ入りのクリアー材を吹付けるため、顔料にはない深みのある質感で建物の高級感をさらに演出します。
相場感としては、フッ素の塗り替えには、約120万円以上かかります。
シリコンが約80万円前後。比べると、40万円もの差がありますが、1回塗り替えを行うと次の塗り替えは20年後になります。
40年後のトータルコストで考えると、フッ素の方が40万円安くなるのです。