外壁塗装の種類とそのメリット(外装デザイン工法)
従来のサイディングの塗装工事では手間がかかりすぎるため、凹凸に合わせて色分けする事はほぼ不可能でした。
そのため、塗装の仕上がりが平面的になってしまいます。
また、新しいサイディングに張り替えるとなると次のデメリットが出てきます。
■工事費用が高額となる
■施工時間が長くなる
■古いサイディングを剥がす工程での騒音発生でご近所に迷惑がかかる
従来の家屋の外壁塗装は、塗材を壁面全体に吹付け施工する方法と1階の壁面など部分的にタイル貼りや天然石貼りをする施工方法が行われてきました。
しかし、タイルや天然石貼りの場合、「施工期間が長いため費用も高額となる」、
「継ぎ目に不自然な線が発生する」、「重量が重いため、家屋への負担が大きくなる」に加え、サイディングの塗り替えを行うと凹凸部分が同一色になってしまい平面的な仕上がりになるというデメリットもあります。
しかし、最近の塗装技術もあがり、次の事が実現できるようになりました。
■STC工法といわれる新しい技術
サイディング表面の凹凸に対し、ベースカラーをツートンで色分けして仕上げるため、サイディングの持つ立体模様を活かした高級感のある仕上がりが演出できるようになりました。
そのため、サイディングの塗り替えを行うと、凹凸部分が同一色になってしまい、
平面的な仕上がりになるというデメリットを解消することができます。
このSTC工法の特徴は次のポイントです。
■塗装工事で、凹凸を活かし、タイル調のデザインができる
■STC工法で、工期が早く低コストを実現
■サイディングの張替えと比較してもデメリットが少ない