外壁塗装の種類とそのメリット(石材調仕上塗装)
石調仕上げというのは、樹脂の中に細かく砕いたセラミック(陶磁器)や天然石がブレンドされた塗料で、意匠性塗料とも呼ばれます。
石調仕上げ塗材には自然石調、大理石調、御影石調など、様々な種類があります。
自然石調の石調仕上げ塗材では、重厚かつ豪華な自然石調の風合いを演出することができます。
石調仕上げの特徴として、次の点が上げられます。
■天然石の意匠美
2種類の色の組合せで吹付けとコテなどを複合させることにより、トラバーチン模様 (虫食い模様)の表面形状を創り上げた外壁装飾材です。
■表情豊かな多彩色
有色陶磁器質骨材のみで発色しているため、顔料にはない深みのある質感で建物を演出します。
■耐候性
800℃以上の高温で焼成着色した無機質骨材を主成分としているため、色落ちも少なく、丈夫で長持ちする製品です。
■耐水性
結合剤にアクリル樹脂エマルションを使用しているため、耐水性に優れています。
■透湿性
壁内部の湿度を放出し、結露を抑える働きをします。また、耐久性維持に効果を発揮します。
また、多くの石調仕上げ塗材はシックハウス症候群に配慮がなされており、柔軟性が高く、丸い柱や曲面にも対応可能で
ひび割れにも追従することが期待できます。
低汚染性を持った塗材をコーティングした物もあり、汚れが付きにくいという特徴があります。