外壁リフォームをしなくても良い場合とは?
まず、塗り替え時期でないにもかかわらず、家の塗装を考えていませんか?
突然の訪問があった塗装業者に家の傷みや劣化を指摘されて
不安になってしまうことはありませんでしたか?
実際の塗り替え時期をしっかり見極める必要があります。
特に、いきなり一律金額でキャンペーンなどを行っている塗装業者は
気をつけてください。
家に住まれている経過年数をしっかり聞いてくれる塗装業者を先ずは
選びましょう。
どうしてもヒビなどが気になる場合は、ホームセンターで売っている「コーキング材」というもので、
10センチほど埋めれば事足りるケースもあります。
築年数が10年以上経ち、ご自分でも塗装しなければならないと感じている場合は別ですが、
すべて業者のはなしを鵜呑みにしてしまうのは少し注意が必要かもしれません。
本当に塗装をする必要があるのかどうかわからないという方は、
そのまま塗装業者に来てもらい、調査してもらいましょう。
その際は調査であることを明確に伝えましょう。
本当に良心的な塗装業者は、しなくてもいい家に対しては正直な回答をもらえます。
■塗装の時期をしっかり把握しましょう
そもそも塗装時期とはいったいどの程度になったら塗り替えなければならないのでしょうか。
築年数でいえば、一番多い時期が新築から10年前後、
中には6年や15年という家もあります。
目視では、「チョーキング」や「塗膜の剥がれ」などが塗替え時期のサインとなります。
見た目は小さい不具合なので放置しがちですが、塗替え時期のサインなので、塗装業者による現地診断をおすすめします。
新築から6年というのは自然的な傷みというより、だいたいの場合
建てた建築屋さんの家の作り方が原因での塗装が多くなるようです。
構造的な問題で、外壁にひびが入ってしまうなどです。
自然的な傷みで言えば、外壁にカビが少し生えてきて塗装を考える人もいれば、
一面にびっしり生えても 塗装をしない人もいます。
さすがにびっしりと生えているのは美観的に少し問題がありますが、
少しぐらいでは差し迫っての塗装の必要はありません。
汚れの場合でも築年数的に塗装時期ではあるけれども、汚れが目立たなければ塗装を考えない人もいますし、
汚れていなくても塗装時期だということで、塗り替える人もいます。
各製品によって耐用年数が異なるため一概には言えませんが、使用している塗料の耐用年数によって
外壁塗装リフォームのタイミングが掴めます。
例えば塗料による耐久年数で行くと、、、、
アクリル 約3~5年
ウレタン 約5~7年
シリコン 約7~10年
ピュアアクリル 約15年~
フッ素 約15年~
無機 約15年~
光触媒 約15年~
といった具合でしょうか?
(あくまで参考値です)
言い換えれば、10年もつ塗料だとしても、壁にひびもなく汚れだけが気になる家の場合などは、
汚れさえ気にしなければ、15年持たすことも可能と言えてしまうのです。